7/31/2013

私の音楽ー13 バンド(続き)

学校卒業して札幌に赴任した。
札幌でははじめは知り合いもいなく、一人の生活だった。
大通りの5丁目あたりだったろうか、札幌コミュニティーセンターという場所があり(教会にもなっていたようだったが)そこでフォークソングの集まりがあった。
「札幌フォーク」と言ったと思うが古谷という人がやっていたと思う。その集まりに参加するようになった。そこでも一人でやっていた。

しばらくして札幌タウン情報誌にフォークソングの仲間募集を出した人がいた。Nと言った。
どういう手紙を出したか忘れてしまったが、とにかく一緒にやることになった。
メンバーはN(男性)とトッピ(女性)とひげちゃん(女性)ともう一人いたように思うが忘れてしまった。
何度か一緒に練習したと思う。とりあえず私が歌っていたジョン・スチュワートの歌とNSPの曲を練習した。

あまりに昔のことなのでどこでどう練習したか忘れてしまったが、一緒にコンサートに出た時のことはよく覚えている。
札幌フォークの人達が酪農大の人が多かったので彼らの地元、江別の公民館(だと思う)でコンサートをやった時に一緒にそのコンサートに出た。
体育館くらいの広さの会場だった。夕方からのライブだった。
客席側の脇に小さな窓があり、そこから外を見たら雪が降っていた。吹雪に近い雪だった。
街灯に照らされて降る雪が実際よりも激しく見せていたのかもしれない。
私達は2曲歌ったと思う。
その1曲はNSPの「さようなら」だった。
この時ステージの上で自分がギターを弾いていた感じを今でも覚えている。
私はたぶんギターを弾いてコーラスのところしか歌には参加していなかった。
でも、その時のことをとてもよく覚えている。
 
札幌での数年間は私は精神的にというか性格的にちょっとおかしかった。原因は一人で雪の中にいたせいだと思う(ということにしたい)。非常に自己中心的な人間だったと思う。
札幌フォークの中でも私は嫌われていたと思う。かなり変なやつだったのではないだろうか。
まともに付き合ってくれたのはNくらいだった。
 
自分でも自分が変だと気がついていた。しかし自分ではどうしようもなかった。
その最後の(札幌フォークにはそれ以来行っていない)コンサートの時に声をかけてくれた人がもう一人いた。確か長南と言った。彼は私のアパートにも来たことがあった。
彼が私たちの番が来た時、「あ、kogawaさんのギター聴こう」と言って楽屋から客席に走って行った。その言葉がうれしくてよく覚えている。
 
Nはその後も何度か東京・横浜の家に来てくれた。
今でもつながっていることがすごくうれしい。