7/24/2013

私の音楽ー7 Something in the air

大学に入った頃、つまり学生運動が終焉を迎えた頃、「いちご白書」という映画が公開された。


この映画はアメリカでの学生運動を描いたものだったが、ほとんどの部分で日本大学の状況と
重なった。
日本でも、あの頃なぜあんなに皆活動的だったのかわからないが、ジュラルミンの盾を壁のようにして整列した機動隊や、バリケードの中のちょっと緊張した雰囲気は忘れることができない。

いちご白書のレコードにはサークルゲームから始まってニールヤング、CS&Nなど色々な音楽が
入っているけれど、私が一番好きな曲はThunderclap NewmanのSomething in the airという曲だ。
歌詞は今聞くとちょっと恥ずかしい内容だけれど、YouTubeを見ると世界中でこの歌のファンがいることがわかる。
歌の中にも「革命」という言葉が出てくるが、本気で革命ということを考えていたのはセクトの一部の人だけだったと思う。一般に「革命」と言っていたのは「革命的な何か」だったと思う。
誰も社会主義世界や共産主義世界は本気で望んでいなかった。当時の日本は十分社会主義的な
社会だったのだから。
現在の殺伐とした社会からするからするとあの頃の日本は温かだった。ただ直さなければいけない部分や、考えなければいけない部分もあった。
そこをもっと現実的に考えるべきだった。

あの頃は、空気の中の何かを感じた人が動いていた。
空気の中に何も感じなかった人は何もしなかった。
ということなのだろう。