問題は上野駅だ。
駅の改札を入るとホームへ行く方向がわからない。
あ、夢の話。
駅はとても大きくレンガ造りみたいで外国の古い駅みたいだ。
それに駅員は日本語を話しているけれど黒人だ。
私がうろうろしてると笑っている。
しゃくなので聞くこともせずホームを探そうと思う。
広いコンコースを歩いていてもホームへの目印がない。
端の方の廊下をゆくと外に出た。
外から探そうと思って歩いて行くとすぐに町はずれになって、
道も舗装していない。
歩いていると少しぬかるんだ道になって上り坂になっている。
坂の上から見ればわかるかもしれないと思い、
坂を上って行くと、途中に牛が何頭も飼われている。
茶色の牛で、道はぬかるんでなんか汚い。
靴は泥だらけになってしまう。
おまけに虫がたくさん飛んでいて両腕に飛んでくる。
そこをなんとか抜けると、足が汚れてしまっていて、
両腕は赤いぶつぶつができている。
しばらく行くと左側に小川が流れている。
道路の脇にコンクリートの階段があって、階段は水の中まで続いている。
そこに行って、両足を小川の水できれいにする。
水は澄んでいてとても気持ちがいい。
もう周りは町ではなく田舎になってしまっている。
ここはどこだろうと思い、スマホを出して地図を見ようと思う。
しかし地図は色のパターンのようになっていて自分がどこにいるのかわからない。
しかたないので広い道にでるまで歩き続ける。
(さっきまで覚えていたのに、この先が思い出せない 休憩)
だめだ断片的にしか思い出せない。
朝ははっきり覚えていたのに。。。
道はどこかの民家の庭を通っていてその庭先から垣根の方に
1段高くなって道らしいものが続いている。
その段差を越えると両側が見晴らしのいい橋のような道路に出る。
橋の右手に巨大な像が立っている。
真っ白な色で陰になっているところは少し青みがかかっている。
とても大きい。
牛久大仏くらいの大きさがある。
形はまるでレゴで作ったようにでこぼこしていて、上には顔らしき
ものがある。
やっと街らしいところに出る。
(そこで誰かに会ったような気がするけれど、思い出せない)
上野駅から電車に乗るのはもうあきらめている。
でも今いる場所は上野駅からは何十キロも離れているみたいだ。
たぶん県が違う。
どうやって帰っていいのかもわからない。
足がとにかく疲れている。
その場所に横になる。
すると下はいつのまにか板張りの床になっていて、
目の前に壁がある。
壁のところに誰か女性が座っている。
どうも知っている人みたいだ。
でも誰だかわからない。
その人の横に行って横になる。
とても懐かしい感じがする。
壁に窓があってそこから向こうの様子がわかる。
女性の声がして何人かが話をしているようだ。
一人が娘の名前を言っている。
あれは母だ。
母が娘に何かを告げている。
娘はうなづいている。
「ああ、お母さんがいてくれたら安心だ」と思う。
「ずっといつまでもいてね。。」と言おうとするところで
目が覚めた。
隣に猫が寝ていた。