第一次フォークソングブームはたぶん1963年にボブディランの「風に吹かれて」
だからだいたいそのあたりから始まっていると思う。
その頃は日本のフォークはほとんど無く、アメリカ、イギリスの歌ばかりだった。
1966年に「バラが咲いた」、67年に「この広い野原いっぱい」だから
その辺から日本のフォークソングも歌われるようになったのだと思う。
つまり1966年に仮に20歳だったとすると今は73歳だ。
今弾き語りライブなどで歌っている人たちの中心はたぶん50歳前後だろう。
我々の年代も50歳頃はけっこう頻繁にライブなどに出ていたと思うけれど、
最近はさっぱりだ。
皆に歌われる歌もかなり後方にシフトしていると思う。
だんだん初期のフォークソングは歌われることもなくなってくるだろう。
そしてあと10年もしないうちに歴史的歌になるのだろうきっと。
その中でかろうじて数曲はほんとうにフォークソングとして残るかもしれない。
まあ、寂しいけれどしかたないかな。