とても長い夢だったと思う。
だけどあまり覚えていないのが悔しい。
家族で食事会をすることになっていた。
その場所はわかっていた。
だから私はそこの場所にいた。
その時間が近づいて家族が駅に着いたらしい。
その駅の様子が見える。
おばあちゃんとその家族4人くらいが見える。
あとは子供が2人と誰か大人だ。
その全員を私は知らない。
誰だろうと思うけれど、
どうもそれが私の家族らしい。
私はまたその食事会の場所にいる。
日本建築のお店で室内は暗い。
低い天井にテーブルがいくつかある。
全部がくすんだ焦げ茶色だ。
時間が来ても家族は到着しない。
お店の中を歩いていると、
端っこの方にひらけたホールのような場所があり、
そこに滑り台がある。
滑り台は外に向かってスロープになっていて、
先は海の方まで行っている。
子供が一人その滑り台に飛び乗った。
子供は勢いよく下の方に滑って行った。
「あぶなくないのか?」と心配になる。
また元のテーブルの方に行く。
座っていると誰か子供のお母さんがテーブルの向かいに座る。
何か話しかけてきた。
何の話だったか覚えていない。
でもその彼女は元々知り合いだったように親しげに話している。
にこにこ微笑んでいる。
私の後ろにトラックが停まる。
運転手が窓から顔を出してそのお母さんに何か言う。
私がひどい男で、そいつとは話をしない方がいいと言う。
私はそんなことはないからと言い訳をする。
(私は何を言い訳してるんだろう?)と思う。
私は自分がそのお母さんに気に入られようとしていることに気が付く。
席を立ってトラック運転手の顔を見る。
知っている顔だった。
でも誰だか思い出せない。