そんなものは信じない!と言い切れない。
特にお金に関してはどうも不思議なことが何度も起きる。
そもそも私は金銭感覚がだめだ。
それに会社の経営能力も無い。
だから今も昔も貯金はほぼゼロだ。
よくやってると自分でも思う。
それでも一時はけっこう預金があった。
でもそれは私が管理していたんじゃない。
金銭感覚に優れた相方がいたからだ。
だから一人で何もかもやらなければならなくなってからが問題だ。
いつもぎりぎりで生活してるから何かあった時が問題だ。
最初の大きな問題は会社でトラブルがあって多額の賠償をしなければ
ならなくなった時。しかもその時離婚の問題も同時に起きてさらに今の妻との
生活もなんとかしなければならなくなった時だ。
本当ならもう完全アウトだった。
しかし親の遺産相続で私が土地を受けていた。
それを売ることにした。親戚一同からの猛反対を押して売ってしまった。
その時が生涯で一番多額の現金を持った時だった。
そのお金で会社の損害賠償と元の家族への仕送り、自分の新たな住まいの
購入頭金、生活費を工面した。
しかしそれも数年で無くなった。
その後で子供の学費が続けて必要になった。
この時はたまたま新規に店舗を作った信用金庫の人が現れ、
会社に結構な額のお金を貸してもらった。
何に使っても自由だったので、それを各方面の子供の学費に使った。
他の銀行で貸してくれた可能性は低い。
たまたまその信金の担当地区だったから。
しかし、それもすぐに無くなった。
無くなった頃に市民税・県民税・法人市民税・法人県民税・社会保険料
の滞納などの支払いの督促が次々来た。
あるだけは払ったけれど、市民税の滞納分が払えなかった。
仕方ないので区役所に行って相談した。
すると、とにかく差し押さえになりますから、銀行関係の残高を
しらべさせていただきます。と言われた。
無いものは無いので、やってくださいと言った。
数日後、区役所から呼び出しがあった。
行ってみると「生命保険の積み立て分がありました。」と言われた。
全く記憶に無かったものだった。
「解約していいですか」と聞かれたので、どうぞ、どうぞどうぞと言った。
区役所からなのですぐに解約してお金が入金された。
その時のたまった区民税を十分払える額だった。
今でも不思議に思うのは、その保険一体どこからでてきたんだろう?
ということ。
それで、そのお金もしばらくしてなくなった。
そうこうしているうちに今度は「法人市民税が払われていません」
という電話が市役所から来た。
6年分で80万円くらいだった。
絶対に払えない。。
(続くらしい)