YouTubeを始めて、一番最初にメールをくれたのはLarryというアメリカ中部に住んでいる人だった。Larryはキングストントリオのファンで自分はYouTubeにアップしていないが、彼の友人のバンドをアップしている。
Larryとメールのやり取りをしているうちに一緒に何かやろうということになり、お互い良く知っているキングストントリオの曲をやることにした。私が最初に歌を歌ってそれを彼にメールで送り、それに彼が彼のパートとギターを録音するというやりかただった。
何曲か一緒にやったがそれはYouTubeにはアップしなかった。
それからしばらくしてJohnさんという人がメールをくれた。かれはFloating House Bandのメンバーと知り合いだった。私もレコードを持っていたので話が合っていろいろなことを話した。
Johnさんと私は色々なことで一致することが多く、驚くべき一致だとか言い合っていた。
Johnさんはその後もう4、5年くらいになるだろうか、ずっとメールをやりとりしている。
JohnさんはMartinのギターを持っている。ビンテージのギターだ。だけど彼の歌も演奏も未だに聞いたことがない。
Johnさんと話をしていうちにcllaborationはどうだろう、という考えが浮かんで、Johnさんもそれはすばらしい考えだと言っていた。
それでYouTubeにアップされている沢山の人の中から一緒にできそうな人を見つけて勝手に伴奏とコーラスを付けることにした。
最初の犠牲者はBillさんだった。BillさんがDonald and Lydiaをひとりで演奏している映像に私の映像を編集して、一緒にやっているようにした。
それを非公開でBIllさんに知らせて、アップしていいかどうかを尋ねた。
Billさんはその映像を見て驚いたようだった。またすごく喜んでいた。すぐに公開するように言ってきたので、公開した。
それがcollabの最初だった。
まだ他にもcollabビデオをアップしている人はそんなにいなかった。
Billさんとはその後も沢山のcollabビデオを作った。
BIllさんはアメリカだが、アメリカでは他にRichさん、Donさん、Micheleさん、Bethさん、Peterさん他何人かの人とcollab友達になった。
またスウェーデンのGittさん、やフィリピンのDamselさん、ほかドイツ、アイルランド、イギリスなど他の国の人ともcollab友達ができた。
グループでコラボはどうだろうと思い、MochidukiやYoshinoに手伝ってもらい、一緒にコラボビデオを作った。曲は前からやりたかったMy Back Pagesで、それを各verseごとに一人ずつ歌ってもらうことにした。
メンバーは Rich(US), Mart(Japan), Michele(US), Gitt(Sweden), Beth(US),Bill(US)と私とMochidukiとYoshinoだった。
もう一人Damselを加えたかったのだけど、連絡がとれなかった。
これがそのグループコラボ
実は私はほとんど連絡係で、演奏のほとんどはMochiがやっている。
全然出てこないのも寂しいので最後に1番を繰り返し入れて歌っている。
これは各人のサウンドとビデオをそれぞれ編集でまとめたのだが、思ったよりも上手く行ったと思う。私はきれいにできるよりもライブっぽいのがすきなので、こんな感じがいい。
Micheleさん(黒いロング髪)は、ギターを持って歌いたがっていたのだけれど、アカペラで歌ってもらった。アカペラで歌うのがよっぽどきらいな様で、次はギターを弾きながら歌うから、と何度も言っていた。
Bethさんは静止画を送ってきたけれど、彼女の歌はすごくいい。
ブロンドのGittさんはいつもセクシーかつキュートだ。
先頭のRichさんは自分で改造したHarleyに乗っている。メールの書き方もぶっきらぼうで好きだ。Veriginiaに住んでいる。
日本人のMartさんは北海道からだ。
Billさんには最初からトリをやってもらうつもりだった。
オリジナルキーは男性には高すぎて、女性には低いので、Mochiにキーを何度もシフトしてもらった。それによってみなちょうどいいキーで歌うことができた。
私は演奏はしなかったが、この時のメール交換は実に面白かった。
そのうちまたやりたい。