今は車を持っていないのでたまにレンタカーを借りた時にしか渋滞を気にしたことがないが、
今まで記憶にある最大の渋滞があった。
たぶん1979年か1980年頃だと思うけれど、東京から仙台までつながったことがあった。
私が札幌に住んでいた時で、年に2回くらい車で東京を往復していた。
札幌から帰るときはいつも渋滞は逆方向だった。
その渋滞の時も私は青森から東京を目指していた。
ラジオで大渋滞のことを聞いていたので、仙台あたりからどこまで動いていないだろう?と
ずっと見ながら走っていた。
結局ところどころ動いてはいたが、ほぼ仙台から東京まで車の列だった。
反対側にいなくて良かったと思った。
もう一つ高速を走った時の忘れられないシーンがある。
天皇が崩御され、大喪の礼の日にどうしても筑波の工場まで機械調整に行かなければいけなかった。当日は交通規制で首都高は全面的に通行止めになるだろうとテレビでは言っていた。
その日は朝早くから一般道路は渋滞だろうと思い、朝8時にゆっくりでかけた。
横浜の高速入り口に行ってみると通常通り開いていた。
そこから首都高に乗ると自分の前には1台の車も無かった。
普通なら横浜から環状まで車がつながっている時間だった。
横浜から首都高環状線まで1台の車にも会わなかった。反対車線に2台走っていたのを見ただけだった。結局環状線に入って数台の車に追いつくまで車に会わなかった。
横浜から見渡す限り車が見えない首都高というのはあの時だけだったのではないだろうか。
ビデオカメラを持ってくればよかったと思った。
結局先方には予定よりもかなり早く着いてしまった。
今年もお盆の時は各地で大渋滞だったようだ。