私の父の誕生日は4月1日だ。
父が子供の頃はたぶんエイプリルフールというのは無かったと
思うけれど、一説には大正時代には既にあったというから、
ひょっとすると父はそれで馬鹿にされたかもしれない。
しかし学校はなぜ4月1日始まりではなく7日とか8日なのだろう?
年度というのは明治後期から4月から新年度になったらしい。
つまり4月1日から新年度に制定されたらしい。
なのになぜ7日とか8日なのだろう?
私は4月6日生まれなので学校で誰かに「誕生日おめでとう!」
と言われたことが無い。
ずっと後になって幼稚園や学校の誕生会はまとめてやることに
なったらしいけれど、私の時代にはそんなのは無い。
だから父もたぶんそうだったろう。
学校で誰かに誕生祝を言われたことは無いだろう。
最近フェイスブックに席を置いているので、人々の誕生日は
毎日のように伝えられる。
非常に面倒だ。
他人の誕生日が今日だと言われるのはまだいい。
無視してればいいのだから、しかし自分の誕生日であることが
大勢の人に伝えられるので、その内の何割かから
「誕生日おめでとうございます!」とか来るわけだ。
それが非常に憂鬱だ。
返事をしないといけない。
別にもう誕生日なんてめでたくもなんともない。
なんならほっといてほしい。
「どうもありがとうございます!これからもよろしくお願いいたします!」
とか書かなくてはいけない。
返事しないとまた何を思われるかわからないし。
いや、何を言われようとかまわないんだけど、
できることなら波風立てずに済ませたい。
なにかいい方法はないだろうか?