先日BSで4Kでやっていたので見た。
映像はすごく綺麗だった。
映像はすごく綺麗だった。
原田知世が輝いていた。
あの映画のストーリーも内容もどうでもいのだけど、
あの頃の少女は何か別格のように思う。
それがああいう風に綺麗な映像に残っていることがすばらしい。
私の娘にも、誰にもそういう時期があったはず。
私の娘の頃は決して綺麗とは言い難いビデオテープの画質だった。
それでも映像が残っていることは素晴らしいと思う。
私自身については写真しかない。
白黒の。
映像は小学校6年の時の遠足と合宿の8mmフィルム
があるはずなのだけれど、一度も見たことが無い。
確か先生がカメラを回していたのに。
それはもう決して見ることが無いだろう。
・・と言う話は前に書いたような気がしてきた。
・・・・と言うことを前に書いたような気もしてきた。
同じことを3回くらい書いてないだろうか?
老化と記憶能力だけど、明らかに衰えている。
何がか? というと
スタックメモリー(一時メモリー)がダメになっているように思う。
若い頃はスタックが何段もあって、
例えば「まず経費の計算をして、お昼までにやる仕事をやって、
お昼は人と会って、それから買い物に行く」
とかいう一連の行動は「買い物に行く」がスタックの
一番下に入って、その次に「お昼に人と」が来て
「お昼までに仕事」が来て、一番上に「経費の計算」が入る。
first in last outのスタックだから一番上を終えると、
次のが来る。
のだけどどうも最近は一番最初の「経費の計算」をやっていると
次のスタックが上がって来ない。
次何をやるんだっけ? とわからない。
もう一つ、昔は同時に3つくらいの仕事をやっていた。
例えばAのコンピュータでプログラムを組んでいて、
別の机で回路を作っている。
それと急ぎの報告書を書いている。
などということを平気でやっていた。
しかし今はそんなことは不可能だ。
こっちをやっていると向こうのことは忘れてしまう。
こういうマルチタスクもできない。
もっと致命的な欠陥がある。
それはROMの読み出し回路の欠陥だ。
つまり「あの歌を歌っていたのは誰だっけ?」っていうやつ。
その歌は完璧に覚えている。
だけど歌手の名前が思い出せない。
あるいは俳優の名前とか。
「科捜研の女」のあの女優は誰だっけ?
といつもわからない。
今も思い出せない。
だけどその名前は知っている(知っていた)はず。
そういう関連した片方は完璧に思い出せるのに
もう片方が思い出せないという焦り。
たぶんROMの中は消えずに残っているはず。
それが読み出し部分に欠陥があるために思い出せない。
そこの部分を何か活性化できる方法があれば
老後ももう少し楽しくなりそうだ。