急に思い出した。
札幌で仕事についた時、会社にいた工場長以外の男の人は納谷さんだけだった。
あとはパートの女性。
納谷さんはとてもはきはきした人でしゃべり方も早口で、いつも笑顔だった。
仕事もいろいろ教えてくれた。
時々工場長に文句を言っていたような気がする。
かれはパートの人の代弁者だったんだと今にして思う。
いいかげんな私とは大違いだ。
一緒に仕事以外のことをした記憶は無いけれど、
一度彼の家に行ったような気がする。
手稲駅からまっすぐ東の方に行ったあたりだったように思う。
彼は私より少し年下だったと思う。
先頭にたって仕事していた。
彼は私にいろいろよくしてくれたけれど、
私は彼に何かしてあげただろうか?
パートの人たち。
原さん:息子さんを車に乗せて一緒に東京まで走った。
途中車酔いして大変だったと思う。ぶっきらぼうなしゃべり方だったけれど、
とても感じのいいひとだった。
日下さん:当時で40歳くらいだっただろうか?大体私の机の前の席にいた。
顔を上げれば彼女の顔が見えた。
その隣にいたのが、
金谷さん:たぶん一番若かったんだと思う。彼女には言葉では言えないくらい
いろいろ助けられた。
守谷さん:彼女は金谷さんと同じくらいかな?あるいは少し若かったかもしれない、
いつもおかしなことを言って周りのおばさんに茶化されていた。
福田さん:金谷さんよりも5歳くらい上だったろうか。正確な歳はしらなかった。
ちょっと姉御肌でみんなからも「あねご」と呼ばれていた。工場長とは仲が
良くなかったような気がする。
古賀さん:私が入社してから1年くらいしかいなかったように思う。歳も
同じくらいだった。顔を思い出したら一緒に支笏湖までドライブしたことを
思い出した。ドライブしたのはその1回だけだった。なんだか気まずい
ドライブだった。すっかり忘れていた。
関さん:確か関さんというおばさんがいた。当時で50歳くらいだったろうか。
顔と声を覚えている。ふっくらした感じの人だった。
佐藤さん:たぶん30後半くらいだったんだろうか?当時はおばさんだと
思っていたけれど、結構若かったのかも。ちょっと怖い感じの人だった。
角谷さん:この人は内職で仕事をしてもらっていた人。エホバの王国に入って
いた。偉そうで非常に感じの悪いおばさんだったが、みんなから弄られていた。
佐々木さん:この人は福田さんと同じくらいの歳だったんだろうか。若いきれいな
奥さんだった。福田さんと仲が良くて席も隣同士でいつも一緒にいたような気がする。
佐々木さんは東京の人だったのかな?
たぶんこれだけかな?一緒に仕事した人は。
よく名前を思い出したなあと思う。もう50年くらい前だ。
北海道品川無線