全く無駄だと思う。
「時間は存在するか?」という問いがまず意味が無い。
物理学でいうところの「時間」はあるに決まっている。
正確に言うなら「物理の数式に現れる時間」はある。
無ければ数式が成り立たないし、世界はばらばらになってしまう。
言い方を変えれば「時間は数式の中には存在する」だと思う。
「時間は存在するか?」という問いがまず意味が無い。
物理学でいうところの「時間」はあるに決まっている。
正確に言うなら「物理の数式に現れる時間」はある。
無ければ数式が成り立たないし、世界はばらばらになってしまう。
言い方を変えれば「時間は数式の中には存在する」だと思う。
私が前から言っている「時間は存在しない」というのは
「過去から未来につながった帯のような時間」は存在しないという意味だ。
映画のフィルムのように巻き戻したり、早送りしたりすることはできない。
あくまでも「現在」しか存在しない。
現在の中で物は変わって行く。
それを時間という概念で感じている。
ただそれだけだ。
たぶんその感覚的時間の変化はエントロピーとイコールなんだと思う。
エントロピーを減少させることができないのと同じで
感覚的時間も戻すことはできない。
全く別な話を書こう。
ある未来の人がタイムマシンを作ったとして、
もしも時間を戻すことができると仮定すると、
その時間に存在する自分以外の物、社会や街や地球や銀河や宇宙全部
も時空連続体として一緒に戻ることになる。
つまりタイムマシンを起動させた人のせいでその時間にいたすべての人や
地球や宇宙も一緒にどこかの時間に戻ってしまうことになる。
そこで今ここにいる我々はどうなるかというと、そういうSFの世界では
全く関係なく今の生活を続けているような設定だと思う。
それはしかし大変なことだ。
ありとあらゆる時間に関して彼らは彼らの生活をし、彼らの宇宙がある。
たぶん時間はデジットではないから連続しているだろう。
(いや最小単位があると言うかもしれないけど、それにしても)
あらゆる時間の宇宙の全質量は無限大になってしまうだろう。
それはあり得ない・・・かもしれない。
だからたぶんこの(現在という点のような時間の)宇宙の全て
の物は1点の時間に紐づけられているのだろう。
そう考えるのが妥当のように思う。
そのたった一つの宇宙を考えてもその全てのものを持ったまま
時間を進めたり戻したりするのはえらく大変そうだ。
だから時間は1点にしか存在しない。
「唯一現在のみ説」とでも言うのだろうか、
時間の流れは存在しない・・・という説。