明日はボズのライブを聴きに行く。
東京ドームシティーホールだ。ドームに比べるとかなり狭い。
狭い方がいい。
明日は早めに車で出かける。
帰りを考えると車の方が楽だから。
この前のリー・リトナーはブルーノーツだったから、場所は
わかっていた。でも東京ドームまで車で行くのは
歳をとってからは初めてだ。
本郷三丁目に会社があった時は車でよく走ったあたりだ。
昔はぶっ飛ばしていたからどんな道も全然平気だったけれど、
さすがに最近は慎重になる。
というかいろいろ心配なことがある。
だから道順はあらかじめ頭に入れておく。
そんなことは若い頃は無かったように思う。
今みたいに詳細なナビ地図があるわけでもないし、
簡単な地図を見て勘で運転してたように思う。
それでよく目的地まで行けたなあと思うけれど、
事実それで行っていたのだから。
都内だろうとどこか地方の街だろうと。
考えてみるとすごい。
全日本道路地図みたいなのを確認するだけで日本中
どこでも行っていたのだから。
頭の中にはその地図を元にイメージがあった。
実際とは全く違うイメージだけれど、
それで走っていた。
SF作家の田中光二が得意とした日本中の道路を走る小説
がまさにそのイメージだった。
彼の話を読んでいるとその国道のその場所が目に浮かんだ。
ナビを見ながら運転していたら決してそういうイメージは
できないと思う。
そんなことはいいけれど、明日は慎重に運転せねば。
ねば。