「レイトレース的考察」はどうした?
と言うことだけれど、書き忘れたのだけれど、
結局描こうとしている部分が太陽の光をどう受けているかを
考えて描かなくてはいけないわけで、
描こうとしている部分は(1)太陽が対象に直接当たっている。
(2)太陽が何かに反射して光が対象に当たっている。(3)太陽が何かに
当たって、その面の色が対象を染めている。
ということだろうけれど、これはレイトレーシングの反対でフォトンマッピング
になるのではないだろうか。
つまり外で景色を描くときは、キャンバスの筆の位置と対象物を線で結んで
その線が太陽からの光をどれだけ受けているかを知ることではなく、
太陽から対象物に線を引き対象の”点”がどれだけ太陽の反射をもたらしているか
を知ることだと思う。
前回描きたくてうまく描けなかった木々の影の部分は、太陽の光を
直接受けていず、対象物の前にある木々を通してくる光(木漏れ日)
とか地面の草に反射してくるわずかな光によってその陰の色が
できているのだろう。
レイトレーシングでは何段階の深さまで光の経路を追うかによって
リアリティーの良し悪しが決まる。
あ、「ラジオシティー」っていうのがあった。
Ray Dream Studioにもこの機能があったような気がするけど。
確かそのフォトンマッピングに近い、というかそのものだったのかな?
あれは光源側からトレースする方法だった。
だから壁やテーブルの色が反映された。確か。
まあレイトレーシング的考察はこれで終わり。
次の考察というかわかったことは、先日から真っ白の画用紙(少しエンボス)
に描いていたけれど、それだと影の部分を描いても(水彩やアクリルでない時)
どうしても白い部分が残ってしまい、それが後ろから光を受けている
ように見えてしまう。
だから画用紙が色つきの画用紙を使うか、あるいは先にあいまいな色で
バックを塗っておくのがいいのではないだろうか?
ということに気が付いた。
明日やってみようと思う。