2/14/2022

絵はどうやって描くんだろう? そのハードウェア的およびレイトレース的考察と実験

 最後に手で絵を描いたのはたぶん高校生の時だと思う。
色マジックペンでA3くらいの大きさの紙に何枚もフランスのお城の絵を描いた。
マジックなので描いてると鼻が痛くなってくる。
あれはちょっと行っちゃってたのかもしれない。

それはそうと、レイトレースの話で絵はどうやって描くんだろう?と思った。
それでやってみることにした。
最初は画材が無いのでオイルクレパスを買ってみた。
それで灌木とその陰を描いてみようと思った。

その結果(1)

問題は影を先に描くか茂った木を先に描くかだけれど、オイルパステルだと
濃い色の上に明るい色は乗せられない。その逆もできない。
こすっても無駄。
いや重ねる方法があるのかもしれないけれど、ソフト的に知らない。

次に以前に買ってあったアクリル絵の具でやってみた。
その結果(2)

筆が1本しかないので細かな葉の明るさは描けなかったけれど、
暗い色に明るい色を重ねることはできるとわかった。またその逆に
暗い色の上に明るい色を重ねることもできるとわかった。
だからちゃんと描くにはアクリル絵の具かな?と思う。
問題は水を使うことと、筆がたぶん最低4種類くらいは必要なんじゃないだろうか。
アクリルをやるには他の仕事を全部やめてやらないといけない(部屋が狭いので)。
後片付けがめんどう。

次にソフトパステルでやってみた。
ソフトパステルはなんとなく重ね描きができそうだった。(希望)
オイルパステルよりは重ねられるようだ。
それにこすったりティッシュでふき取るとその上にまた描けた。
ただソフトパステルは手がめちゃくちゃ汚れる。それに机の周りが色の付いた
粉だらけになるのが欠点だ。
重ねることはできるけれどやっぱり暗い色の上に明るい色を乗せるのが
難しい。こすったところの上にだと描けるけれど、あんまりきれいじゃない。
だからやっぱり色の配分をあらかじめ決めておいてそこに描くしかない。
・・かもしれないと思った。
それでもう一度描いてみた。
感じは出ていると思うけれど、あらかじめ全体の配分を決めておく、
というのがなんか気に入らない。自由に描いて行きたい。

それで次にフォトショップでやってみた。
フォトショップの基本機能だけを使って山を描いてみた。
さすがパソコン。どういう風にも重ねることができる。
だからちゃんとやれば陰になっている部分も暗い色で表現できる。
これはマウスで描いたけれど、問題は筆が(あるいはペン)が直接使えないことだ。
前に買ったペンタブレットがどこかにあるのだろうけど、あれは・・・
なんか使いづらかった。あれでコリコリ描いてるとなんか
アニメの制作現場で仕事しているような気分になりそうなのでやだ。

結局ソフトパステルかな。
粉で汚れるけど、まあ気楽に使えるのは。
鉛筆型のソフトパステルもあるようだし。