11/02/2019

並川君のこと (2)

ちょっと前にも並川君のことを書いたけれど、
悪い予感が当たってしまったみたいだ。
今日、佐世保から電話があった。
私はすっかり忘れてしまっていたけれど、電話をくれた人は
ずっと前に仕事のことか何かで私に相談をしてきた人だった。
並川君の友達だ。
「並川君が亡くなった」と言っていた。
そうかやっぱり、という気持ちと
いやそれはうそであって欲しいという気持ちが
交差していた。
話をしているうちに我慢できなくなって泣いてしまった。
声が出なくなってしまい、
ちょっと待ってもらった。

並川君はなまりのあるしゃべり方だったけれど、
あれは四国のなまりだったんだろうか。
パーキンソン病だった。
最期に電話で話した時は言葉がすこしおかしかった。
メールでもそんなことを書いていた。

それからしばらくして全く連絡がとれなくなってしまった。
電話もだめ、メールもだめ、ブログも止まってる。
そのまま何年か経ってしまい
それで今日だ。

夜、寝る時が怖い。
涙が止まらなくなりそうだ。