9/17/2024

1990年以降の技術革新

 というのを考えていたのだけど、
表立って見えないところでの技術革新というは数えきれない
ほどあると思う。
医療やエレクトロニクス、宇宙工学など様々地道に
すごい開発が行われている。

しかし、ネットで言われていることはそれらを無視して
もっと身近なものに限られている。
もっとも一般的なものは
「スマートフォンができたことは革新的だ!」
というものだ。
確かに街を歩けばほぼ全員がこれを持ってあるいている。
驚くべきは10歳くらいから90歳くらいまで皆持っていることだ。
それを思うと確かに1990年以前には無かった革新的な
ことだとは思う。
だけどよく考えると、スマホの機能っていうのは
電話、電卓、カメラ、パソコン、通信、音楽再生、ゲーム、クレジットカード
などだ。
でもそれらって全て昔からある技術だ。
それをコンパクトにまとめたものに過ぎない。
コンパクトになったところがすごい、と言うだろうが
ただ小さくなっただけだ。
少しも革新的じゃない。

革新的と言うなら
馬車が時速300キロで走る車になったり、
何百人も乗って空を飛ぶ乗り物ができたり、
人間を月まで運ぶことができたり、
そういうものだろう。

それで行くならスマホだって、
病気になった時に頭に当てると病気が治ったり、
考えていることを自動で翻訳して自分の口から
他言語をしゃべることができたり、
動物と意思を通じ合うことができたり、
悩んでいる時に気持ちを解析してどうすればいいのかを
教えてくれたり。
それでこそ革新的だと思う。

今、最低だと思うのは、
体の調子がおかしいから症状を検索してどういう病気なのか
を知りたいと思うとき、
最終的に病院のサイトに行かされてしまう。
もっと気持ちを汲んで欲しい。
まあ、病院行けよ!ということだとは思うけれど、
それにしてももう少し親切に誘導してほしい。
・・・と思う。