売りにきていた。昭和34,5年の頃の話だが。
●型抜き 今でも時々見るが、どうすればいい出来になるのかわからなかった。
●ヒヨコ 一日で死んだ。
●万華鏡 これは遊べた。
●夜光 小さな般若のお面を覚えている、他にも種類があったのだけれど、
思い出せない。あの当時は放射能物質を使っていたと思う。それが問題に
なったのはもっとずっと後だったと思う。
みんな手の中で光らせて遊んでいた。
●キビガラ鉄砲 こんな格好だったと思う。
キビガラを穴に詰めて、後ろから押すと「ポン!」という音がした。
キビガラは飛んだのかな?覚えていない。
●輪ゴム鉄砲 これは買わなかった。というかちょっと高かったように思う。
針金でできていて引き金を引くと輪ゴムを飛ばすことができた。
2連とか3連とかもあったと思う。
構造をはっきり覚えていない。
基本形はこんな感じだが、針金をたくみに曲げたりして、
見た感じかなり格好良かった。
●謎のガラス これは万華鏡ではなかった。ガラスを3枚合わせて切り口を黒いパテ
で固めて一応安全なようになっていた。長さは5センチくらい。
万華鏡なら断面は正三角形だと思うが、これは直角三角形だった。
ガラスは暗い緑色だったように思う。中に水が入っていた。
横から覗いても特に何かが見えるわけではなかったように思う。
あれは一体何だったんだろう?
●日光写真 これは印象に強く残ってる。
値段は忘れたが、印画紙が何枚かとサンプルのネガが何種類かと台紙がセットに
なっていた。後で学校の授業でやったのとほぼ同じだった。
これは太陽にしばらくあてておくときれいに絵が焼けた。でもそのまま置いておくと
真っ黒になってしまった。あれはお酢が何かで固定できたのかな?
他にも何か売りに来ていたように思う。
あの頃は結構それを楽しんでいたように思う。