10/28/2013

三鷹の記憶 (10)第九書房

三鷹駅の一番古い記憶は、駅前(南)の広場は少し盛り上がった感じになっていて、
車は駅舎の前に停められた。という記憶なのだけれど、それは本当の記憶かどうか
わからない。何かの写真で見たものを覚えているのかもしれない。
駅舎は当然1階建てでどこかの田舎の駅のような感じ。

次の記憶はそのバスが着くすぐ脇の1階で切符を売っていなかったろうか?
1階で切符を買って渡り廊下を渡ってホームに行く・という感じ。
それはたぶん小学校6年だな。それ以前は主に吉祥寺駅を使っていたから。

駅舎が2階になってから、各バス停の方に渡り廊下がなかったろうか?
なんか記憶にある。山中住宅方面大沢行きはその廊下を斜めに渡る。
その廊下を降りた・・・降りるところはどうなっていただろう?・・・ところに
第九書房があった。
付けてくれる表紙が好きだった。なんか古風な・・・どこかに残ってないかな?・・・
威厳のある感じの表紙だった。

第九書房の中はこんな感じではなかったろうか・・・かなり適当だが。

 
端の入り口を入ると奥におじさんが座っていた。私はそのおじさんが好きで
いつもおじさんの方で買っていた。
おじさんの前の書棚にブルーバックスがあった。そのあたりで本を探すことが多かった。
入ってすぐ右手にもレジがあったと思う。
おじさんの前あたりが文庫本がたくさん並んでいたように思う。
雑誌はどこにあったろう? 壁側だったかな。
 
床は途中で段差が無かったろうか?
左側は一段低くなっていたように思うけれど・・気のせいか?・・
 
まあ、私の記憶ではこんな感じなのでいつまでもこのイメージで覚えているだろう。
よく入った本屋にしてはあまりよく覚えていない。
2階には第九茶房があった。何度か入ったことがある。
 
ロータリーの東側に三鷹楽器があり、その下にJinJInという喫茶店(レストラン)が
あったと思う。よくそこで待ち合わせをした。いつもナポリタンを食べた。
どう考えても三鷹駅前の記憶イメージというのはこんな感じだな。
 
 
床屋と書いたところに床屋があったと思う。
とても安かったと思う。小学生のころお金を握ってここまで散髪に行った記憶がある。
第九からちょっと歩いたところにも本屋があった。ちょっと古いお店だったけれど、
岩波文庫の「カレワラ」が全冊そろっていて、いつか買おうと思っているうちに
買わずじまいだったので、覚えている。
模型店はタバコ屋の2階だったかな?確か有名人の実家だった。
 
この地図の隙間にどんなお店があったのか?・・・
記憶の底を探るのも面白いかもしれない。