6/26/2024

子供の頃の記憶 その3?4?

 ふと思い出したことがある。
たぶんまだ書いていない。
小学校の4年生くらいの時の事だ。
書いた作文がラジオで放送されるということがあった。
作文の内容は全く覚えていない。
作文を読むのはたぶん学年で適当に選ばれた子供だった。
その一人に選ばれた。
小学校の用務員室、結構広くて土間のようなところと
少し上がったところに住み込める部屋が一つあった。
作文を読んだのはその部屋(畳敷)だった。
ちゃぶ台にマイクが1本あって、
その前に正座して読んだ。
その放送局の人が「はい!いいですよ~!」と言ったのを覚えている。

母親にそのことを伝えたら母は既に知っていた。
学校から知らせが来ていたようだ。
当時はまだテレビはもちろんラジオ放送に出ることも
大騒ぎだった。
その放送のある日は朝早くに放送だった。
私は寝ていて聞かなかった。
母にはそのことを聞かずに学校に行った。
学校で授業の前に先生が
「放送は中止になりました」と言った。
とても残念だった。

それで学校から帰って母に「中止になったんだって」
と言った。
すると母は「ちゃんと放送されたわよ、聴いたわよ」と言った。

どちらが本当なのか母に確かめるのを忘れた。
ひょっとするとどこかの親がクレームを付けたのかもしれない。
それで中止されたということになったのかもしれない。