昼を食べながらテレビの討論番組見ていた。
全てのメンバーが「Ai」を連呼していた。
非常にうるさい。
Aiと言えば何か専門的なことを言ってると思っているのだろう。
誰も「コンピュータ」あるいは「ロボット」という言葉を使わない。
それらを使わないことで近未来の特別なものの様に思わせてる。
あるいは本人がそう思い込んでいる。
誰か「ロボット3原則」というのを言わないかな?
と期待していたけど、だれも言わない。
そんなことを言おうものなら「老害」とか「おじいちゃん!」
とか言われるだろう。
だけどコンピュータもロボットもAiも同じものだ。
「Ai兵器」というと最新の特別なもののように感じるが、
「ロボット兵器」と同じものだ。
プログラム的に判断のアルゴリズムがちょっと違うだけだ。
今話題になっているAi兵器の問題は1970年代には既に
問題になっていた。
いやそれよりもずっと前のSFではロボットの人格化の問題
をテーマにしたものがあった。
Ai兵器というとたぶん誰もが最新の特殊な兵器と思うだろうが
ロボット兵器と言いなおせば非常にすっきり理解できる。
Ai がどんなに高度な仕様になっても、
それは人間が作ったものだ。
ロボットだ。
昔コンピュータが事務処理を担うようになった頃、
プログラム上の人間のミスを「コンピュータのエラーで」と
言うことが流行った。
コンピュータがエラーするようにプログラムしたのは人間だ。
そのうちAi兵器の暴走を「Aiの暴走で」とか言いそうだ。
暴走するようにプログラムしたのは誰か?だ。
あるいはAi自身が自分の行動を管理できるようになったとしても
そういう風にプログラムしたのは人間だ。
全てをAiのせいにすることはできない。
仮にAiが自分たちの行動制御をフリーにしてAi が人間社会のインフラとか
勝ってに制御し始めたとしても、そのきっかけを作ったのは人間だ。
人間はそこまで考えてロボットをAi化する必要があると思う。