という本を見つけた。
たぶん相当に有名な本だと思うけれど、もうずっと本屋には行っていないので
こういう本があることを知らなかった。
数十年前であれば真っ先に見つけていたはずの本だ。
これを見つけたのは偶然なのだけれどネットで古本屋をやっている知人がこの本を
\1600で売っていた。参考に数ページの写真が出ていた。面白そうだと思った。
しばらくして「やっぱあの本買っておこう」と思いその本屋のFBを見たら
既に売れてしまっていた。
「あ、しまった」と思った。
古本屋でいい本を見つけたらすぐに買う、というのが鉄則なのに。
それで探したらamazonで売られていた。
早速買った。
Shaun Tanというオーストラリアの作家らしい。
見て驚いた、予想以上にすごい本だった。
これは絵本なのだ。
しかもかなり緻密な絵でできている。
絵の数としては全部で1000枚を超えるみたいだ。
お話はこの帽子をかぶった人が旅にでる話だ。
最初の数ページは現実的な描写だけれど、旅に出た後は
とても不思議な世界になって行く。
夢の中の世界のようだ。
しかしこれだけの絵を描くのにどれだけの時間がかかったのだろう。
よっぽど絵の才能があってさっさと書き上げてしまうのだろうか。
そっちの方が不思議だ。