ちょっと思い出した。
windowsが出る前、というかPC9800シリーズが全盛期であった時代から
DOSVに変わる時期があった。
その時はプログラムの方法よりも画面の構成に大きな変化があった。
PC9801の低い解像度の画面からDOSVの高い解像度と自然色の画面では
もう全く比較にならないほどの違いを感じた。
ゲームの画面など非常に奇麗な画面に驚いたのを覚えている。
その時から日本のパソコンはPC98シリーズからDOSVに変わって行った。
その変わり方はものすごく早かった。
しかしその時はまだプログラムは以前の作り方を継承していた。
つまり必要なデータを入力する画面があり、「RUN」するとプログラム
が走りだし、プログラムを終了するとまた入力画面に戻る。
そんな感じのプログラムだった。
暫くするとマックがやっていたウィンドー形式のプログラムを
DOSV(or IBM PC)でもやるようになった。
最初のウィンドーは今のものとは違い升で分けたような感じだった。
ボーランドのデルファイ(パスカル)などでもその形式のプログラム
を初めていた。
最初はその「ウィンドー」の意味が分からなかった。
これは今から思うと不思議な感じだが、その概念を理解するまでには
少し時間がかかった。
同時に「オブジェクト指向」のプログラミングが主流になってきて、
「サブルーチンと何が違うの?」という素朴な疑問から、
全てを理解するのにも時間がかかった。
そのあたりが一つの時代の変わり目だったように思う。
最近のプログラミングはどうやるんだろう?と一応やってみたけれど、
作るべき目的、目標が無いと何かを作ろうとする元気が出ない。
初歩的なやり方は理解したけれど、今何かを、という気にはならない。