今日、九州の友達から電話をもらった。
相手からかけてもらった電話で長電話をしてしまった。
長電話を終えて不思議な感覚に襲われた。
何度も書いているけれど佐賀の並川は札幌時代からの友達だった。
並川は四国と九州でくらしていて、最後は佐賀だった。
独特の話し方で少し訛りがあり、基本的に明るい。
そしてどんどん話しを進めてしまう。
並川はそんなだった。
さっき電話を終えて「あれ?今の芹沢さんだよね?」と考えてしまった。
それほど話し方がそっくりなのだ。
声も似ている。
並川は病気になってどこかの飲み屋から電話をくれたのが最後だった。
そのあとは電話がつながらず並川の友人から僕に連絡があった。
だからあの飲み屋からの電話が彼の声を聴いた最後だった。
そのあと何度も彼の声を聴きたいと思った。
何度も。
それでさっき九州から電話をもらった後で、
並川と話していたような気がしてならない。
なつかしい友達から電話をもらったような気がする。
こんなことを言うと芹沢さんには失礼かもしれないけれど、
芹沢さんはとても大事な友達だということを再認識した。