浜松フォトニクスのYouTube動画を見ていて「ああ、そうだよね」
と理解したこと。
音は段々小さくしてゆくと連続的にどんどん小さくなって、
最終的にはゼロに限りなく近い値になってゼロになる。
じゃあ光は?という実験なのだけれど、光はどんどん弱くなるけど
最後は限りなくゼロに近い値になって消える、ということにはならない。
強さが一定の単発の光がポツポツと現れて、その数がどんどん
少なくなってゆくだけ。つまりものすごく弱い光というのは現れない。
これは、まあ、よく考えればあたりまえのこと(というか高校あたりで
習ったこと)なのだけど、映像として見せられると納得させられる。
光は粒だ。
もう一つ面白いと思ったことがある。
例の二重スリット問題だけれど、自分的にはあれは量子が確率で
現れるからだと納得していたのだけれど、
さらに別な考えがあるようだ。
それは「空間は量子で埋められている」という考えだ。
これは画期的かもしれない。
その考えによると光も音や水の波と同じような挙動になる。
つまり水の波で言えばタライ(死語か?)に水を入れて、手前の水に
指を入れるとその波が向こうまで伝わる。
伝わるのは波であって指のとこの水が向こうに行くわけではない。
それと同じように、量子で満たされた空間のこっち側から
光を(1発だけ)発射すると、その光(粒子としての)は一番手前の
量子にぶつかりその振動が向こうに伝わって行く。
並べたビー玉のはしっこの1個をはじくと向こうの一番端の
ビー玉が飛び出す感じ。
電子回路のFIFOみたいな感じ。
それで二重スリットを考えるとスリットが2つある場合は、
たとえ光子が1発でも干渉を起こしそうだ。
そしてその光子の進行具合を「観測」したら、その観測行為によって
実験条件は観測した時点でリセットさえてしまいそうなことはわかる。
その考えはもう少し追及してみたい。