最初に聴いたのはたぶんテレビ番組のBGMだったと思う。
今から10年以上前だろうな。
確かNTTの提供のボイジャーのドキュメンタリーだった。
ジャワの音楽とスーザン・オズボーンの「浜辺の歌」とヴァンゲリスの「南極物語」のテーマ
がBGMに使われていた。
いずれも宇宙のシーンにぴったり合っていた。
特に「浜辺の歌」は印象的だった。
なんで宇宙で浜辺の歌なんだ?という疑問は全く浮かばなかった。
なぜか宇宙の映像にぴったりだった。
番組の最後の方はもう涙無しには見れなかった。
あの歌は誰が歌っていたのだろう?と思いビデオをもう一度見直して、
スーザン・オズボーンという人が歌っているのを知った。
早速アルバムを買って聴いた。
どの曲もすばらしく良かった。
彼女は日本語の歌をそのまま歌っているのではなく、英語の詩に直して歌っている。
浜辺の歌はまだ元の歌詞が残っているけれど、「地球」をテーマにした詩に置き換えて
いるものが多い。
「ふるさと」もそうだし、「仰げば尊し」もそうだ。
いずれもすばらしい歌詞だ。
この二つの詩はとてもよく似ている。
「ふるさと」の方は地球が我々のふるさとだと歌っている。
「仰げば尊し」の方は、この地球上で我々が共通に経験したこと全てを、我々は決して忘れない。
と歌っている。学校を卒業するという狭い意味ではなくこの地球の上でのこととしてを歌っている。
・・・ということは前にも書いたな・・・