まさに昨日の夢はそんな感じだった。
何処かの工場で機械を作っている。
周りは他の機械の音で騒然としている。
タンスくらいの大きさのラックに大きなプリント基板が
何枚もささっている。
作っているのは若い技術屋さん3人くらい。
もうほとんど出来上がっている。
それを見ながら私が指図している。
なぜなら私が全部設計したからだ。
それを前にして私は一人思っている。
「これ本当に動くだろうか?」と。
動かしてみないとわからない。
とても不安だな気持ちでいっぱいだ。
目が覚めたけれど、すごく嫌な感じだ。
私の過去の仕事は全部そんな感じだった。
もう途中でやめて逃げ出したかった。
最後の仕事になった機械の製作は途中で逃げた。
あまりにうまく行かなくて、何度も調整して、
現場の人にも手伝ってもらって、
現場の大勢の人に迷惑をかけて、
結局できなかった。
ああいう思いはもう嫌だ。
もう一度眠りにいついてみた夢は。
冬だった。
膝くらいまで雪のある道を歩いている。
足が思い。
足が冷たい。
どこかの夜の街を歩いている。
とても寒いけれど気持ちがいい。
道の雪が街灯に照らされて白く光っている。
あるいているととても広い場所に出た。
見渡す限り雪原だ。
空を灰色の雲が低く覆っている。
「すごい! カメラ持ってきたら良かった!」と思う。
その景色をただ眺めている。
寒さで目が覚める。
何もかけずに寝ていた。
昨日の夜は25度くらいの外気温だったようだ。
何も書けないと寒い。
寒いとよく夢を見る。
というか寒いと見た夢をよく覚えている。
昨日の夢がそうだ。
しかし夢の中でカメラを探すことが多い。
夢を写せるカメラがあればいいのだが。