これをずっと後になって読んで、「ああそうだったなぁ」と言うだろうか。
「この機械が製品を作る機械になります」
「こちらカルボナーラになります」
「それで、こちらが先ほどの映像になります」
もっとひどいのは
「こちら、お釣りの方になります」とか
この「なります」が嫌だ。
「の方」は問題外。
街でもテレビでもこれが一般化している。
なんで「・・・です」って言えないんだろう?
もうひとつ、気になるのは。
「本屋でこの本が売っています」とか
「店でチョコレートが売っています」とか、
これ、だんだん慣れてきてしまったのも嫌だ。
「本が売られています」
「チョコレートが売られています」だろう?
あるいは
「本を売っています」
「チョコレートを売っています」だな。
「チョコレートが売っています」・・か・・・
・・・チョコレートが何を?
たぶん我々の世代の時もこういうのがあったんだろうな。
ちょっとすぐに思いつかないけど。
「ぜんぜん大丈夫」っていうのは少し後の世代だな、言い出したのは。
でもだんだんこれが普通になってしまうんだろうな。