1/20/2020

もっともっと前の時代に

行くことができたなら、小学5年の頃の高槻に行きたい。
きっと寂しい私がいるはず。
学校の帰りに中学生の不良に見つかって殴られたところに行って
その中学生の首を捕まえてぼこぼこにしてやる。
それから小学生の私の肩に手をやって
「元気だせよ」と泣き出しそうな小学生の私に言う。

それからあいつ(小学生の私)が山に行った時に一緒に登りたい。
それがいつだかわからないけれど、
きっとあいつは一人で登っているはずだ。

この前行った時はもうすっかり様子が変わって
いったいどこから山に入ったのかもわからなかった。
だけどあの時に戻れば、絶対にわかるはず。
あのお寺の脇の崖の隙間から登ったのだから。

あいつが登っていそうな時に私も登ろう。
そして赤いイモリのいる池や漆の木のあるところを見て、
・・・漆では一度ひどい目にあった。
登って行けばあいつがいるはず。
一人で。

ちょっと待て。。。
一度誰か男の人がいた。
途中から上まで登ったことがあった。
あれは誰だ?
これを書くまで忘れていた。
何か話した。。。
何を話した?
その後どうした?
下りる時はいなかった。
一人で降りたから。
ジャケットを着ていた。
スーツだったような気もする。
あれは私だったのか?
そんな気がしてきた。

まあ、とにかくあの山に行って小学生の私に会って
元気づけてやりたい。