偶然みつけてしまった動画なのだけど、
これは面白い。
主にアナログシンセを使っているようだけれど、HPを見るとMIDIは使っているらしい。
同期をとるためにはどうしても必要だったのだろう。
Alexander RobotnickとLudus Pinskyが二人で2009年にやったのが最初らしい。
曲はシーケンサーのリズムに合わせておかずを入れるという単純なもので、1965年頃には
タンジェリンドリームがやっていたような曲想だから目新しいことはないのだけれど、
全てリアルタイムに演奏しているというのが面白い。
それにこの二人のおっさんがリズムをとりながらアナログシーケンサやシンセを
弾いている姿が面白い。
このセッションは5日間続けたらしい。
それで7つの曲(トラック)ができて、それを編集して15分くらいの曲にして
YouTubeに上げたらしい。
録音は10チャンネルのレコーダに入れて、2台の固定カメラで撮影したらしい。
それに個別のカメラの映像を編集で加えたそうだ。しかしそのカメラもリアルタイム
の流れに乗っているということだ。
ミキシングはアナログミキサーで行いテープエコーやヴィンテージのイフェクター
を使ったそうだ。
彼らはその後2012年、2017年にもやっているが最初の(2009年)のものが
やはり一番出来がいい。
ように思う。