8/30/2024

思い出の夢

記憶にある夢がまるで思い出のようによみがえることがある。
それは現実のことではないのだけれど、まるで懐かしい思い出の
ように感じる。
今最も懐かしいのは、ある町を歩きながら友達の家を探し回る夢だ。
町と狭い路地をはっきり覚えている。
歩きながら「確かこの先だ・・」と思い出しながら歩いている。
でも見つからない。
電話をしてみようと思うけれど、携帯電話の画面がギラギラして
何が表示されているかもわからない。

そんな夢だ。

昨日の夢はそれによく似ている。
断片的に覚えているのは、どこかの大きな駅か何かの施設のロビー
から外に出ようとしている。
歩いていくと白い階段がある。
階段はずっと下の道路まで下っている。
私はその右側を歩いて降りている。
すると中ほどで階段は左右に分かれていて、左側は緩い段差
右側はだんだん段差が高くなっている。
そこを降りてゆくとだんだん足が追い付かなくなって、
お尻でドンドンと降りて行き、最後はかなりの高さを飛び降りた。
地面に降りて何事もなかったかのように私は歩いてゆく。

また町の人混みの中を歩いている。
「前にここで誰か友達に会ったなあ・・」と思う。
「あの時、連絡先を教えてもらうんだった・・」と後悔する。
「いや、あれから、だってもう何十年も経っているんだぜ・・」
あの時にもっと親しくしていればよかったと思う。
夢の中でちらちらとその人のイメージが浮かぶ。

そんな夢だった。
夢ならもっと自由に会わせてくれればいいのに、と思う。