だいたい1日のうち7時間か8時間眠っている。
残りの8時間くらいは仕事や雑用をしている。
すると自分の時間(食べたり、散歩したり、歌ったり)が8時間。
これは自分が考えてこの現実世界を生きている時間と夢の中の時間がほぼ同じだということだ。
どっちが面白いかというと圧倒的に夢の方が面白い。
夢は大筋はだいたい覚えている。
楽しい夢もあるし悲しい夢もあるし怖い夢もある。
もう少し続きが見たかったと思うことが多い。
しかし夢というのは全く無作為に意外な人物が遠慮なくでてくるのはなぜだろう。
もうすっかり忘れていた人とか。
会いたくもない人とか。
会いたいけれど今会ったらつらいだろうと思う人とか。
ついこの前まで夢にでてくる携帯はガラケイだった。最近はスマホが出てくる。
問題は相手の声がよく聞こえないのと、画面タッチがうまくいかないことと、
相手の電話番号が出てこないことだ。
まだあった、Gマップを出して場所を調べようとしてもちっとも出てこない。
そういうのはうまく漕げない自転車とかブレーキがきかない車とかに似ている。
反対にいくら走っても息がきれずものすごい速度で走っていられることがある。
しかしだいたいがうまく行かないことが多い。
エレベータはだいたいドアも壁も無い。とても怖い。
なぜかエレベータが出てくるのは学校のシーンだ。
そういえば学校のエレベータは機材を乗せるためやたらとでかかった。
ゆっくりと音をたてて上下した。
考えてみると現実のあのエレベータと夢のエレベータは同じくらい怖かった。
僕はだいたい夢に出てきた人は次の夢でも覚えている。
でも夢の中の人は僕のことを覚えてくれているだろうか?