9/11/2013

Rod Mckuenのこと

いつロッド・マッケンを知ったのかはっきり思い出せない。
たぶんKingston Trioのレコードで知ったのが最初だと思う。
その頃、友人がレコードを貸してくれた。カーネギーホールでのコンサートの2枚組みだった。
そのアルバムはすばらしいアルバムだった。
それからほんとうに好きになったのだと思う。

何度かアメリカに行った時に本屋で彼の詩集を探して買って帰った。
4冊はあったと思う。
札幌に住んでいた頃も本屋で翻訳詩集を見つけて買った。
確か片岡義男さんが訳した本だった。
その本を含めて全てを無くしてしまった。
たぶん札幌から東京に引っ越す時に無くなったのだと思う。
今改めて読んでみたい気がする。

片岡義男さんの詩集で覚えているのは「サクラメントまでは」というタイトルの
詩だ。なぜかそのタイトルだけ覚えている。
できれば英語と翻訳の両方があれば面白いのにと思う。

ロッド・マッケンの詩の朗読のレコードはいくつか持っている。
一番好きなアルバムは「Winter」というアルバムだ。
このアルバムは厳冬の北海道でポット式ストーブの前で聴くのがベストだ。

詩の朗読のアルバムにはジェス・ピアスン(だったか?)や石坂浩二が朗読しているものもあるが、
やはりロッドマッケン自身が朗読していないといけない。
彼のかすれた声が一番合っている。