先にどうもテレビが自分の人生を追いかけてくるような気がする、と書いたけれど、
この「北の国から」は私が札幌から東京に戻った年に始まった。
実際はこのドラマの舞台は私の住んでいた札幌とはあまりに違う世界だったけれど、
北海道の景色を見ることができるのが嬉しかった。
ドラマは全て観た。
いやがうえにも北海道が懐かしくなる。
しかしあまりに淋しいストーリーだ。
富良野には近くまでしか行ったことがない。
前田真三さんで有名になったあの景色は意識して見た事がないかった。
たぶんどこかに行く途中に通過しただけだったのではないだろうか。
あのドラマは一度終わってもその後スペシャル番組として継続して物語が語られていた。
だから2000年過ぎてもまるで北海道がついてきているような気がしてならなかった。