8/26/2015

都ぞ彌生 北海道大学 恵迪寮 第6回寮歌

北海道大学の恵迪寮には一度行ったことがある。
前にも書いたけれど北大の北先生の紹介で行った英会話の集まりで知り合った北大の大学院生(名前を忘れてしまった。)と一緒に行った。彼の部屋でしばらく話をしたと思う。
私は多分車だったから車で北大の中に入ったのだろう。
彼は熱伝導に関する何か研究をしていた。鍋の底について何か雑談をしたのを覚えている。
あれは1975年の秋だったと思う。
彼の部屋にはストーブがついていたから。

恵迪寮の寮歌というと「都ぞ彌生」が有名だけれど、明治40年から毎年寮歌が作られている。
都ぞ彌生はその6回目(1912年)の寮歌だ。
前にも書いたけれど、小沼が言うには「青函連絡船が函館に着くときにこの歌が流れる。」
と言うのだが青函連絡船にも青函フェリーにも何十回と乗ったけれど、一度も聞いていない。
ほんとうにそんなことがあったのだろうか。

小沼はよくこの歌を口ずさんでいた。
しかし私はその前にこの歌を知っていた。
それは父がよく寮歌を歌っていたからだ。
自分の学校の寮歌だけでなく他の学校の歌も歌っていた。
それで覚えてしまったのだろう。
そういえば小沼も色々な寮歌・校歌を知っていた。

都ぞ彌生はYouTubeでOBか在学生か知らないがいくつか聴くことができる。
去年(2014年)あたりまでは加藤登紀子のものもあったが著作権うんぬんで消されてしまった。
私個人は加藤登紀子のバージョンが好きだ。
普通に現代風の歌い方だ。
特に「星影冴かに光れる北を」のところのオーケストラアレンジが好きだ。




まだ加藤登紀子のビデオがあった頃のコメント書き込みには、加藤の歌い方を
批判するものがいくつかあった。
詳しくは覚えていないが、
1.「尽きせぬ奢に」 のところのメロディーが違う。
2.「夢こそ・一時」 「燃えなん・我胸」 「星影・冴かに」のところの・は間を開けずに歌う
  のが正しい。
とかだったと思う。
1.は「ぬ」を下げるかどうかだが、下げた方が寮歌っぽいと思う。楽譜を知らずに言ってますが。
2.も同じく 間髪居れずに歌う方が寮歌っぽいと思う。 ただこの部分は間が無い分
  その後(ひと時~~)を長く延ばすようだ。

私個人は応援歌のような歌い方は好きじゃない。
加藤登紀子の歌もちょっと綺麗過ぎる感じがする。