センター北のノースポートの本屋アカデミアは賞賛すべき。
いつ売れるかわからない膨大な本を置いている。
最近の本屋にはめずらしいと思う。
今日は散歩ついでにその本屋に行った。
特に何も買うつもりは無かったのだけれど、書店の名前を見て
「あそうだ、デミアン買おう」と思った。
まだ読んだこと無かったから。
洋書も探したけれど無かったので、文庫本を買ってきた。
デミアンの文庫本は2冊(2種類)あった。
一つは岩波、もう一つは光文社だった。
両方を比べてみると微妙に違う。
どっちがいいと言えない。
ある部分では岩波の訳の方が自然だけど、同じのを光文社で読むと
ちょっと不自然。
やっぱり洋書で欲しいと思った。
まあ、いいや、と光文社の方を買ってきた。
一度これを読んでみて我慢できなかったら洋書を買おう。
それから楽器屋に行った。
用もないのに行くと危険な店だ。
楽譜を見ていたら小さなサイズの昔はよくみたクラシック曲の
スコアが結構あった。
前から欲しかったベートーヴェンの田園のスコアーを見ていたら
買って帰ろうと思った。
たぶんこれをどうこうすることは無いと思う。
でも最終楽章をアレンジしてギターを弾こうと前から思っていたので
役にたつかもしれない。
買って帰って家で見ていたら、「これ持ってたんじゃないかな?」
というかなり確かな記憶が蘇った。
そうだ、持っていた。
中学の時に買った。
でも度重なる引っ越しのどこかで無くなった。
あの頃は今よりも楽譜は読めなかったと思う。
中二病だったんだろうか。
田園は生まれて初めて生演奏で聴いた曲だ。