9/10/2017

札幌芸術の森美術館 の2

その野外ステージからバス停の方に戻って入り口を見つけた。
入り口はかなり見つけにくいと思う。

そこで入園料¥700を払って屋外の彫刻展示場に入る。
入ってすぐに彫刻の展示が始まる。
最初が風で動く白い帆のような作品で、それに続いて女性二人が互いに背を向けて
座っている彫刻があり、通り過ぎながらちょっと気になった。
 次にあるのが「日時計の広場」なのだけれど、これは作者の名前が無いので
この美術館のベーシックな展示物なのだと思う。
…と思っていたけれど、どうもこれはダニ・カラヴァンの「隠された庭への道」の
一環らしい。パンフレットを良く見るとこのあたり全体がこの作品ということらしい。

しかしこの「作品」はとても良い。
しばらくこの前で座っていた。
2本の柱の間に太陽の光があたるとオレンジ色に輝いてとてもきれいだ。

それから水を使った作品が続く。
その後は、木々の間に沢山の彫刻が置かれている。
それらを見ながら歩くと芝生の丘の沿って展示物が置かれている。



もう全体を一周して終わりに近いところにこの作品がある。
1・2・√2という名前らしい。
この作品が気にいった。
30分くらいこの作品の周りで眺めていた。

シンプルかつダイナミックな作品だ。
ずっと見ていたい。

全部を廻って、最初に見た女性二人の彫刻が気になって、
そこに戻った。

この作品は二人というらしい。
このビデオの説明にも書いたけれど、正面から見て左側の女性が気になる。
どこかで会ったような気もする。
じっと見ていると声をかけられたような気になる。
後ろにいるもう一人を見た時にこの美術館の入り口の建物が見えてしまうのが
ちょっと残念。少し角度を変えてもらって、邪魔な背景が無くなると
もっと違った印象になるかもしれない。

箱根と比べると見るべき彫刻が多いように思う。
4時間くらいこの公園(美術館)にいたけれど、飽きることはなかった。