けっこうあることに気が付いた。トータル金額はいくらになるだろうか。全部無駄だ!
最初に使ったマルチトラックのレコーダはSONYのオープンデッキを改造したものだった。
確かこれだと思うのだけど(写真はネットから)、鎌倉山で録音したのはこのデッキだったと思う。
その後このヘッドを直列のものに改造して4チャンネルの独立した録音ができるようにした。
たぶん今それがあって音を聞いたらあまり良いものではなかったと思う。でもちゃんと録音できた。
だからこれが最初のマルチトラックレコーダだったと思う。
その後中古で買ったのがこれだった。TEACのA3340とか言ったと思う。
これは4チャンネルの独立した録音ができたけれど、これで何か歌を録音したことは無かった。
ほとんど再生にしか使わなかったと思う。
たぶん次に買ったのがこれだったと思う。
ヤマハのCMX-100だか1000だかいうカセットテープを使ったMTRだ。
これは倍速で録音することができた。
何か曲も録音したりした。
しかしやはりカセットテープなのでヒスノイズがあって、興味本位で買ったけれど、
それほど使わなかったと思う。これは友人にあげてしまった。
もうひとつ同じ頃にかったのがこれだった。TASCAM 488とか言ったと思う。
YAMAHAよりトラック数が多かった。でもこれもやはりカセットテープで音がいいとはいえなかった。これはけっこう使ったように思うけれど、その音が残っていない。
その頃MDを媒体としたMTRが出始めた。
でもMDのMTRは結局買わなかった。
その後に使ったのがFOSTEXのVF80とかいうハードディスクレコーダだった。
さすがにデジタル録音なのでノイズや音質は良かった。
これで録音した曲はいくつかどこかに残っていると思う。
使っていての不満はレコーダ自体の音がうるさいことだ。
後のMTRは録音中はファンを静音状態にしたりするがこのレコーダはずっとファンの音がしてる。
だからマイクとレコーダは離しておかなければいけなかった。
これは誰かが借りて行って帰ってこない。
その次がこのKORG D12だ。
このあたりからずっとKORGを使い続けている。なぜなら使いやすいのと音がいいからだ。
この頃は主にこれをメインで使って、スタジオとかに行くときは小型のレコーダ、
KORG PANDORA PX4とかいうのを持ち歩いていた。
このパンドラは媒体がスマートメディアで、じきにスマメは街で見なくなった。
それで持ち運び用に買ったのがZOOMのH4だった。
これは、適度に大きくて使いやすかった。また音が抜群に良かった。
内蔵のマイクでいろいろな音を録りに歩いた。百里でジェット機の音なども録った。
一応4チャンネルのマルチトラックレコーダだ。
その後がこのBOSS BR600だ。
これはノートくらいの大きさと重さしかなく鞄に入れて持ち歩けるので便利だった。
ただ使っているうちに気になったのがチャンネル同士のクロストークだ。
静かな音をあるトラックにいれるとどこかのチャンネルの音が少し漏れてくる。
最終的な音になった時は気にならないかもしれないけれど、どうしても我慢できなくて
息子にあげてしまった。
その後に持ち運び用に買ったのがTASCAM DP-008だった。
これはとても良いレコーダだと思う。
全て直接的な操作で行える。内蔵マイクもついていて良い音で録音できる。
これは今でも使っている。ただ一つの問題は電池の消耗が早いということ。それでACアダプター
で使うことになるのだけれど、そのコネクターが調子悪い。
ちょっと触ると接続が切れてしまい知らない内に電池動作になって電池が切れてしまう。
ということが何度もあった。それでACアダプターのコネクターを接着剤で固定して使って
いるが、それでも何かの拍子に切れてしまうことがある。
ただ小型ですごく使いやすいのでまだ使っている。
それで、安定して持ち運びで使えるものが欲しいと思い、これを買った。
ZOOMのR8だ。
これは特に問題も無く、順調に動いている。
だからスタジオにはこれを持って行っている。
ひとつ問題があるとすると私がZOOMのマンマシンインターフェイスにどうしても慣れないことだ。
だからほとんど生音の録音にしか使っていない。
家で使うMTRは長いこと先のKORG D12を使っていたがそのあとはKORG D1600をずっと
使っていた。
これは
16トラックを独立して使え操作もわかりやすくとても良いMTRだと思う。
ずっとこれを使っていたが、インターフェイスがSCSIしかなくて、CDへのWAVデータの
書き込みができなかった。いやできたのかもしれないけれどそのアプリの配布が終了
してしまっていて使えなかった。
それでMTRとPCで直にWAVのやり取りがしたかったのでやはり同じ系列で
KORG D1200MK2というのを買った。D1600は処分した。
操作や機能はD1600とほぼ同じでUSBインターフェイスが付いている。
これはとても便利だった。
だいぶ長いことこれを使っていた。YouTubeにアップしている音はほとんどこれを使った
ものだと思う。
それでこのD1200だけれど、実質独立したチャンネルとして使えるのは1~6の6チェンネル
だけだ。その上は2トラックずつの録音になる。まあ、コピーしたりして使えば12トラック
使えるのだけど、細かく音を入れていくとどうしても足りなくなる。
それで先日D1600Mk2の中古が安く売られていたのでそれを買うことにした、1万円だった。
ものはすごくきれいで全く問題なく使える。Mk2はUSBが付いている。
これは先のD1600にUSBが付いただけのものだ。
でも独立して16トラックが使えるしかも各チャンネルにヴァーチャルトラックがついているので
実質いくらでもトラックを使えるので便利。
KORGは各トラックの入出力に独立してイフェクトとイコライザーをかけることができ、
最終マスター出力にもファイナルイフェクトをかけることができる。このファイナルイフェクト
がとても便利。
たぶん後は新たに何か買うことは無いだろう。
これを最後まで使うことになると思う。