10/29/2023

車の運転

 ここに引っ越してきて山坂が多いので車を買って1年になる。
実にその前に自分の車を持ったのは2000年くらいだから、20年ぶりくらいに
自分の車を持つことになる。
まあ、その間レンタカーは何度も借りて運転はしていたのだけど、
最近になって気が付いたことがいくつかある。
というか知らなかったことと言った方がいいかもしれない。
いずれも自分がいかにいい加減な運転をしてたのかを改めて知るわけだけれど。

まず気が付いたのは交差点の信号だ。
直進の矢印信号、右左折の矢印信号と3連の信号のみの違いだ。
これは全く考えてしまった。
交差点内に入って待っていいのはどれか?
いままでどうしてたんだろう?と思う。
教則本を読み直してわかった。

それから右折した直後に信号があった場合だ。
これは後ろのパトカーに注意されてわかった。
てっきり同じ交差点内だと思っていたら直交路線の信号に従わなければいけない。
・・・という交差点があることだ。

歩行者横断妨害というのも問題だ。
大きな交差点、つまり片側3車線あるような交差点の向こうの舗道から
横断歩道に入ろうとしていた人に対しても止まらなければいけないのか?
あるいは前を通り過ぎたらすぐ行っていいのか?
よくわからない。
だから止まっている。
そばに警官やパトカーがいようがいまいが止まっている。
そのうちはっきりするだろう。

黄色の中央分離帯で片側1車線のところで左側を自転車が走っている場合。
どうする?
黄色を踏んだり跨いだりして追い越していいのか?
いいのか?
あるいはそのまま15キロくらいでのろのろ走るのか?
わからない。

それからゼブラゾーンだ。
気を付けて見ているとゼブラゾーンというのが多い。
合流地点とか右折待ちレーンへの誘導とか。
それが全く道路交通法の規制ではないということがわかった。
見ているとほとんどの人はゼブラゾーンを避けてその先で合流したり
している。でもゼブラゾーンは自由に走っていいみたいだ。
何の規制も無いから。
この近所にもゼブラゾーンで分岐するところが多い。
私は気にしないでゼブラゾーンの始まりから入って走っている。
前に警察官がいた時も注意は無かった。
後ろにパトカーがいた時も注意は無かった。
問題が一つある。
こっちがゼブラゾーンを走っていて、左側からゼブラゾーンを超えた
ところで合流してくる車がいた場合だ。
私は譲って入れさせるけれど、左からぶつかってきた場合、
左の車の過失が大きい。
とどこかに書いてあった。
いずれにしても注意しなければ。

横須賀はYナンバーの車が多い。
自分勝手な横柄な運転をする米兵もいる。
でもほとんどは普通に日本の法規で運転している。
先日私が右車線を走っていたら、左側をアメリカ人の女性が運転する
ワンボックスが並走していた。
交差点の少し前でなんとなく右に行きたそうな走りかただった。
すると後ろの窓からアメリカ人の少年(たぶん12歳前後)が窓を開けて
こちらに手を振って来た。
その意味が分かって私も「わかった」と言うつもりで手を振った。
その時の少年の笑顔がすごくかわいらしかった。
その車はウインカーを出さずに(笑)私の前に入って、
基地のゲートに向かう右折レーンに入っていった。

しかし自分の車を持つのはいい気持ちだ。
車が愛おしいという感覚を久しぶりに感じた。