11/19/2015

子供の頃に一人で観にいった映画

何だったろう?と思い出そうと思った。
たぶん「史上最大の作戦」だったのではないだろうか。
小学校6年の時にノートにヘルメットと海岸の絵を描いていたのを覚えている。
それともう一つよく描いていたのが騎兵隊の旗だ。第7騎兵隊とかの旗だ。
「史上最大の作戦」は新宿のスカラ座だ。前の方の席で午前中から夕方まで観ていた。

それと西部劇をよく観にいった。
それも新宿だった。
「荒野の決闘」(字が違う)とか「黄色いリボン」、「コマンチェロ」、「荒野の3軍曹」、「シェーン」、
「OK牧場の決闘」とか。
「遥かなる大西部」というのがあった「大いなる」ではない。ベンジョンスンが出ていた。
あと何だったかずっとカウボーイソングやウェスタンが流れている映画があった。

新宿の映画館というのは決して12歳の子供が一人で行って良い場所ではなかった。
遥かなる大西部という映画を観たのは3丁目から少し外れた地下の映画館だったと思う。
椅子に座っている人は少なく、逆に壁際によりかかって観ている人が何人もいた。
私は真ん中の席に座って一人で観ていた。別に何も起きなかった。
あとで聞いたらあの映画館はあぶないということだった。

最近はこのあたりの映画はYouTubeに全編アップされていたりする。
ひとつ勘違いをしていたことに気が付いた。
荒野の決闘では最後に保安官が彼女と別れるシーンで終わるが、そこで流れるのが
いとしのクレメンタインだった。保安官は一人で馬に乗って三姉妹の岩(メサ)に向かって
行ってしまうのだけど。彼女は一人取り残される。
「駅馬車」の最後はリンゴと彼女が馬車に乗ると保安官が石を投げて馬車を走らせてしまう。
その最後に流れる音楽は「いとしのクレメンタイン」だとばかり思っていた。
さっき聞いたら「金髪のジェニー」だった。

終わり方としては「駅馬車」の方が好きだ。
典型的なハッピーエンドだ。