明日で今年も終わるとテレビで言ってます。
今年テレビが言った数少ない真実の一つです。
今年もここのバカげたブログを読んで(あるいは訪れて)くれている人が
数人いるのは知っています。
その人達がいるからここに書き込む元気というか使命感が少し沸きます。
ほんとは「どうでもいい」とか言ってるくせに。
私は最初に就職した会社から電子技術者として、あるいはその振りをして
仕事をしてきましたが、元々は化学が専攻でした。
その化学の研究室に居た実験助手の先生(神崎先生)が私の本当の
先生でした。研究室の教授は松本先生という先生でしたが。
その神崎先生が私に電子回路を教えてくれました。
化学が専攻なのにです。
というのも私の研究が「溶融塩における酸素イオン」の研究だったからです。
それに使う電子回路は自分で作れということです。
だから化学のことはあまり覚えていないのに電子回路のことはしっかり
覚えていました。
神崎先生とは実験室でギターとリコーダのセッションをしたりして教授に
注意されたりしましたでもその後何度かやりました。
卒業の時、私は化学関係の会社は行きたくなかった。
それで神崎先生の知り合いの小さなオーディオ会社に行くことにした。
そのことを神崎先生は後々まで気にされていたようで、
教授にも怒られたそうです。
でも私はそれで良かったと思ってました。
だから後になって神崎先生にお礼を言いました。
それで結局コンピュータやビデオ処理の機械を自分一人で
作れるようになりました。
そのままずっと来たわけです。
先日(2週間くらい前)ふと思って、
「お前は電子回路基礎の基礎を知らないだろう!?」
ということに気が付きました。
そこを飛ばして回路設計から入っているから。
それで、全ての部品や測定器を全部処分したのに、
もう一度それをやろうと決めました。
抵抗やダイオード、コンデンサー、TTL、アナログIC、
トランジスタその他を買いました。
オシロスコープも買いました。
それで何から始めたかというと
トランジスタの基本的な特性を調べ始めました。
FETも調べました。
私の知ってたFETはジャンクション型のものでしたが、
今はMOS型が主流なようで、
使い方が非常にわかりやすくなっています。
その特性を調べたらいろいろな用途がありそうです。
ちょっと面白い