最近熊の出没とか襲われたとかいうニュースが多い。
多いだけでなく他府県にまたがっている。
これはなぜだろう?
これまで話題にならなかっただけというわけではないだろう。
亡くなった人がけっこう出ているのだから。
じゃあ、なぜこの時期に広い範囲で熊は蜂起したのだろうか?
何か熊界で情報交換があったのだろうか?
と思ってしまう。
偶然ではないだろう。
何か全国的なきっかけがあったはずだ。
それが何かはわからないけど。
いざ熊に出会った時にどう思うだろうか?
熊は動物ではあるがこちらの気持ちが伝わるとは思えない。
猫や犬は興奮していても何とか収めることが出来そうな気はする。
だけどイノシシとか熊は通じないだろ。
こちらに向かってくる熊の目を見ると、
絶対に理解し合えないのを確信する。
彼は自然そのものだ。
海で突然足元をすくわれて沖に流されそうになったり、
山で歩いていた山道が突然崩れたり、
雷がすぐ近くに落ちたり、
ハングで飛んでいた時も、突然の横風で山に落ちそうになった、
そういう時に感じるのは自然の人間に対する一種の悪意だ。
それまで楽しく遊んでいたのに急に相手の本性を見せられる
これはとても怖い。
こっちが「何も悪いことはしてません!」と言っても通じない。
「あーーちょっと待って!」と言っても通じない。
そういうのを体験すると
熊はこちらのことなど考えもせず襲ってくるだろう。
そういう怖さだ。
「熊は悪くない」という人がいるが、
善悪の判断ではない。
彼らは自然そのものなのだ。
人間がダムを作ったり堤防を作ったりして自然と戦ってきたこと
それと同じように思う。
人間の命を大事にしたいならそれと戦うしかない。
絶滅させようという意味ではない。
人間が安全に生きるためには自然と戦うしかない。
