11/07/2025

 最近熊の出没とか襲われたとかいうニュースが多い。
多いだけでなく他府県にまたがっている。
これはなぜだろう?
これまで話題にならなかっただけというわけではないだろう。
亡くなった人がけっこう出ているのだから。

じゃあ、なぜこの時期に広い範囲で熊は蜂起したのだろうか?
何か熊界で情報交換があったのだろうか?
と思ってしまう。
偶然ではないだろう。
何か全国的なきっかけがあったはずだ。
それが何かはわからないけど。

いざ熊に出会った時にどう思うだろうか?
熊は動物ではあるがこちらの気持ちが伝わるとは思えない。
猫や犬は興奮していても何とか収めることが出来そうな気はする。
だけどイノシシとか熊は通じないだろ。
こちらに向かってくる熊の目を見ると、
絶対に理解し合えないのを確信する。
彼は自然そのものだ。

海で突然足元をすくわれて沖に流されそうになったり、
山で歩いていた山道が突然崩れたり、
雷がすぐ近くに落ちたり、
ハングで飛んでいた時も、突然の横風で山に落ちそうになった、
そういう時に感じるのは自然の人間に対する一種の悪意だ。
それまで楽しく遊んでいたのに急に相手の本性を見せられる
これはとても怖い。
こっちが「何も悪いことはしてません!」と言っても通じない。
「あーーちょっと待って!」と言っても通じない。
そういうのを体験すると
熊はこちらのことなど考えもせず襲ってくるだろう。
そういう怖さだ。

「熊は悪くない」という人がいるが、
善悪の判断ではない。
彼らは自然そのものなのだ。
人間がダムを作ったり堤防を作ったりして自然と戦ってきたこと
それと同じように思う。
人間の命を大事にしたいならそれと戦うしかない。
絶滅させようという意味ではない。
人間が安全に生きるためには自然と戦うしかない。