Donna Donnaだけど、当時は何も考えていなかった、
ということを思い知らされる歌のひとつだ。
牛が売られて行くかわいそうな歌、
としか思っていなかった。
だけど今、歌詞を見直してみるとこの歌は
プロテストソングあるいは民衆を扇動する歌だとわかる。
牛は市場に連れて行かれて売られてしまう。
風は力いっぱい笑っている。
もう不満を言うのはやめろ、
一体誰が牛になれと言ったんだ!
なぜツバメのように誇りを持って
空を飛ぶ翼を持たないんだ!
風は力いっぱい笑っている
という歌なんですね。
牛は市民であり、ノンポリであり
ツバメは不条理な制約から解放された人達だ。
言われるがままに市場に連れて行かれて
売られるなんてやめて
自由になろう
という歌。
これを市場に売られるかわいそうな牛の歌、
と解釈するには
力いっぱい笑っている「風」はあまりにも非情だし、
なんでツバメにならないんだ、というのも
無理な話だ。
今思うにジョーン・バエズがこの歌を英語に翻訳して
歌ったことを私は何も気が付いていなかった。
これが羊だったら違ってきただろうな
あの当時の歌にはそんなのがたくさんある
