4/25/2026

みんな夢だった

 ずっと前のことから思い出してみると
全ては現実には無かったことのように思えてくる
自分のやったバカな行いとか
夢とわかっていてやったことのように思える
現実がどうだとか思わなかった
たぶん始まりは小学校の6年の時
あの頃から全ては現実ではないと思っていた
友達にひどいことを言ったりしても
夢の中だから平気だと思っていた

大人になってもそうだった
どんなにひどいことがあっても
どんなにつらいことがあっても
そのうちこの夢はさめる
と思っていた
そしてそのまま夢の世界にいた

ああ、どうしよう!?大変だ!
ということがあっても
そのうち夢はさめる、
と思っていた
みんな私の夢につきあっていた

現実の
リアルな自分はどこにいるんだろう?
もう親しかった友人たちも去ってしまい
わずかに残った友人も疎遠だ
だから世の中の99.99999999パーセントの人は
私のことを知らない
たぶん存在していない
SNSの反応はあれは幻覚だ
誰も私を知らない
それはそれでいいかもしれない
謝らなければいけない人たちも
たぶんもう居ない
今の私は夢の中のほんのわずかな形跡だ
自分の歳のことを考えると
その形跡ももうすぐ消えるだろう

夢をもう一度見れるとしたら
大学2年の頃のあのバカな夢をもう一度見たい