飛行機じゃないときは車だった。
車は青函連絡船を使ってあとはひたすら4号線を走った。
千歳空港は当時は車は何日停めても500円くらいだったように思う。
だから千歳空港までは車で行って停めておくか、雪のひどい日は
バスで空港まで行った。
バスは確か道庁のすぐ前のところから出ていたように思う。
飛行機は当時は席は早いもん順だったので、できるだけ早く行って
翼の上ではない窓側席をとった。ジャンボの時は2階席の窓側がとれる
ときもしばしばだった。
何かの理由で窓側が取れないときはほんとにがっかりした。
飛行機に乗る意味がなかった。
だいたい機内に座るとほとんど窓にへばりついていた。
飛び立つ前から飛行機から降りるまでずっとだった。
夜は地上の街や道路の灯りがきれいだった。
窓の外を見ていないと経験できないきれいな景色やめずらしい瞬間も
たくさんあった。
…ということは前にも書いたような気がする。
今回は格安航空券だったので、できるだけ早く搭乗手続きを済ませ
窓側の良い席をとった。
今回はカメラで撮影しようと思いカメラを出しておいたのだけど、
なぜかバッテリーが切れかかっていて離陸しかとれなかった。
でも撮影できなかった。
帰りは、離陸はきれいに録れた。
映像には自機の影が雲に投影されるシーンが録れた。
8:07あたりから。
札幌ー東京というのは上昇して上がったらすぐに下降するような感じだ。
海外便だと高度も高く雲の景色は本当にきれいだ。
海外か… また乗ることあるかな。
昔録った千歳空港の写真がある。
この写真はどこで撮ったのだろう?とずっと思っていた。
今回、電車で札幌から千歳空港まで乗ってわかった。
今の南千歳駅横の国道36号線上だ。
思い出した。
車を停めて吹雪の中、窓を開けて撮った。
三脚を助手席側に立ててカメラを固定して撮った。
あの飛行機に乗りたいと思っていた。