1994年頃だったろうか、PALTEKという会社の人が商品を説明に来た。
その頃はDOS-V機で動くものだったと思う。アダプターが何種類かあってFPGAの種類によっ
て替えていた。確か250万円くらいだったように思う。思えばよく「買って」と言えたと思う。
しかしFPGAは画期的だった。それ以前は30cm角くらいの基盤にTTLがいっぱいに乗って
いたものがIC1個になってしまうのだから。
アナログ部分とコンデンサー、コネクター以外はIC化できた。だからほとんど机上で
仕事ができた。ロジックの間違いもICを修正するだけで済んだ。
この頃はA3にプリンターで書き出していた。
その前は回路図面はXYプロッターで書き出していたように思う。
1枚を書くのに相当時間がかかっていたように思う。
これは小さめのFPGAの中身だと思う。今となっては何をしようとしていたのか忘れて
しまったけれど、データをラッチしているだけのように見える。
しまったけれど、データをラッチしているだけのように見える。
しかしまあ実装される基板の方はかなり簡略化される。
このころは中身のロジック数があまり多くなかったけれど、今はかなり多くなっているのだろう。
でないとパソコン周辺機器があんなに小さくならないだろうから。
当時は19インチのモニターテレビだったけれど、今は液晶で大きな画面で設計できるのだろう。
ひょっとするとパッドで電車の中でも設計できるたりするのだろう。
私はTTLの人間なので回路図で考えた方がわかるのだが、ロジックで考えた方が合理的に
作れるだろう。
多分今はメモリーまで含めて全体をIC化できるのだろうから回路設計もクリーンにできそうだ。