1200dpiだ。
それはどのくらい見えるのだろう?
と興味が湧くと止められない。
それで1枚の航空写真が1976年でエリアがちょうど私が住んだ場所を網羅していた。
それを購入した。
2,3週間かかると書かれていたけれど、ずっと早く届いた。
CDに入ったデータは確かにでかい。
tifなのでフォトショップで開いた。
Google Earthよりも少し細かい感じだ。(訂正Google Mapと同程度か少し粗い)
車はなんとか判別できる。
写真の日付は1976年9月24日だ。
これを調べると金曜日だ。
写真の欄外に時計が写り込んでいる。
2時15分だ。
ということは私が赴任して2年目の金曜日の昼だから、私は会社で仕事をしてるはず。
この時は車はチェリーF2の白だ。
会社に車で行くときは傍の工場長の家の脇に停めていた。
その場所を見る。
左右に大通りが走り、その少し上の右端の緑の多いブロックの中に建っているビルが
会社が入ってたビルだ。
私の車はその周辺にあるはずだが、無い。
このあたりは当時も駐車禁止だったから停めるとしたら工場長の家の脇なのだが。
あるいはその近くに下宿してた家があるのでその脇か?とおもったけれど無い。
そうすると車では行っていないのだろうか。
それで今度はアパートの方を見た。
アパートは茶色の長い屋根が2本並んだところだ。「宮の森バードマンション」と言った。
その入り口に白い車がある。
他の車と比較すると後部の窓ガラスはセダンではほとんど写らないようだ。
私のチェリーF2は後部はハッチバックになってやや広めのガラス窓だった。
写真を見ると後部窓は大きく写っている。
たぶん、これだ。
でもどうしてアパートの外に置いているんだろう?と思った。
いつもは管理人さんの部屋の前に置かせてもらっていたはずだ。
よーく、思い出してみると、管理人さんが「置いていいよ」と言ってくれたのは
すこし後だったような気がする。
さらに思い出すと、この写真にある場所にいつも停めていたから冬は毎日ここの
雪かきをしていた。前の電信柱のところに山のように雪を積んでやっと車が停められた。
そんなことを思い出した。
ということは、私のチェリーちゃんは私が戻るまでこの路上で待っていたわけだ。
今だったら、怖くてそんなことはできない。
この航空写真はとても面白い。
昔のそのままがそこにあるような気がする。
ストリートビューがあればいいのだが。。