さっきNHKのテレビを見ていて思った。
ここに何度も書いている「宇宙の法則は何を元に働いているのだろうか?」
ということだけれど、
つまり宇宙の法則が働くその土台になるものがあるはずだと思う。
それが「空間」というなら純粋に幾何学的空間がどうやってその
法則を働かせているのだろう?ということ。
幾何学的な空間、真空、3次元座標を持つ空間、
それらは単にその幾何学的なものしか示していない。
それじゃあ物理法則や数学はどうやって存在しているんだろう?
とずっと考えていた。
今日テレビを見ていて気がついたのは量子力学を研究していた人の
中でデヴィッド・ボームという人がその何かに気がついていたかもしれない
ということ。
デヴィッド・ボームは量子もつれが起きる理由は宇宙全体に影響する法則が
あるからだろう、と言っている。
それはどういうものだろう?と考えた時、
それは物理的な法則ではなく、つまり引力とか電磁力とかではなく、
「法則」そのもののことを言っているらしい。
ある物がAからBに変化した時、それが別な場所の物に物理的に影響を与えて
AからBに変わるのではなく、
「AからBに変わった時は、別な物もAからBに変わる」
という法則がある、と言っている。
あるいは、直角三角形の1つの角度が30度に決まったら
もう一つの角度は60度になる。
そういう法則はある速度で別なものに伝わるのではない。
直角三角形の一つの角度が30に決まったら、
時間ゼロでもう一つの角度は60度に決まる。
これは数学の法則だけれど、そういう目に見えない法則が
宇宙にはあるのかもしれない。
だから量子もつれも時間ゼロで遥か彼方の物とシンクロすることができる。
それはとても納得できる説だ。
宇宙にはもい一つ(か、いくつか)の法則が存在するのかもしれない。