Somewhere along the way(記憶のどこかで)
10/11/2018
江東区 有明 葛西 荒川
札幌から東京に帰ってしばらくの間、東京の街が狭く感じた。
深川で暮らし始めた頃も広々したところに憧れた。
君は不思議に思ったろうけれど、よく夜に車で有明や葛西の方まで行って広々した空き地や海を見に行った。
夜は特に人も車も少なく、しずまり返った工業地帯が好きだった。
あんまり好きじゃなかった工場地帯にいると北海道のあの寂しい空気を味わえるような気がした。
だから夜になると車を走らせた。
あれは理由は無かったんだ。
ただ静かな広々したところにいたかった。
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