11/07/2026

田中 泯さん

 ゴジラの映画見に行った。
おかしな博士役に田中 泯さんが出ていた。
田中 泯さんの舞踏を一度見に行ったことがあった。
あれは阿佐ヶ谷のあたりだったように思う。
狭い舞台だった。
客が20人くらいいた。
田中 泯さんの舞踏の他女性の舞踏家も出ていた。
あんまりよく覚えていないのだけど、
舞踏を見ていて涙が出てきたのを覚えている。
舞踏とかパフォーマンスとかの世界に一時ちょっとかかわっていた。
だからどんなパフォーマンスも偏見無く見ることはできる。

それとは関係なく先日横須賀美術館に行った。
入場料無料の日だった。
あの美術館は地味だけどいい作品があった。
私はその絵を自分の部屋に飾れるか?
で良し悪しを見極める。
自分の部屋にかけておけないような絵は
何の意味もない。
と思う。
それ以外の絵は、作者の個人的な何かを表現したものだから
理解しようとかいない方がいい。
だいたい「わかる」とか言うのは何だろう?
「この絵はわからない」とか?
何をわかろうとしているのだろう?
現代絵画や彫刻にしても、展示会場でよく聞かれるのは
「よくわからない」という言葉だ。
そんなものわかるわけが無い。
学芸員が説明しているのを聞いて「なるほど」と思うのは
わかっているわけじゃないだろう。
それより、この絵が部屋にあったらいいな、
と思う絵は自分にとっていい絵なのだと思う。
だから写実絵画よりも現代絵画の方が選ばれる率は高い。
モナ・リザを家にかけておくより、クレーの絵の方がいい。
これはコピー(印刷)の話だけれど、
モナ・リザが部屋に飾ってあったらちょっと憂鬱になりそう。
それよりわけのわからない現代絵画の方がいい。

田中 泯さんの舞踏だけど、自分がよっぽど落ち込んで
もうどうしようも無いときに見たらいいかもしれない。
あれこそ「わかる」ものじゃない。
身体の動きを見ていると動きが感情に変わって行く。
まるで自分自身がそこで踊っているように思えてくる。
無心になって見るのがいいかもしれない。